2022年、全国の書店員が選ぶ本屋大賞に逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」が選ばれました。
2021年11月に発売されてから第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、第166回直木賞ノミネートなど有名な賞を受賞しており、今回の本屋大賞でもさらに注目されています。
タイトルからも「戦い」の話だと予想されるため、今の世界情勢からも話題になったようです。
本好きな方は特に「同志少女よ、敵を撃て」は面白い内容なのか?面白くないのか。
ネタバレや書評・感想・あらすじが気になるところではないでしょうか。
また本を読む時間はないけど「同志少女よ、敵を撃て」のネタバレの内容を知りたいという方もいるはずです。
今回は「同志少女よ、敵を撃てネタバレありの書評・感想・あらすじまとめ」と題してまとめました。
▼この記事で分かること
・「同志少女よ、敵を撃て」書評・感想
・「同志少女よ、敵を撃て」あらすじ
ぜひご覧ください!
「同志少女よ、敵を撃て」書評・感想
「同志少女よ、敵を撃て」の書評・感想をネタバレを含んでご紹介します。
・どこを切り取っても面白い。戦争を通じて我々はどうなってしまうのか。この後どうするのが相応しいのか。そういう視座を持って物語を最後まで見事に描き切り、結んだ。とても誠実な物語であった。素晴らしい。
・ちょっとゲームっぽい印象もあり、銃と狙撃描写は秀逸だけど、他はそこまでではない良作といった印象です
・第二次世界大戦を部隊にした群像劇的な作品、あるいは女性同士の連帯や絆"シスターフッド"作品が好きな人にオススメ。
・実在の女性スナイパーリュドミラ・パヴリチェンコへの興味も引き立てられる格好の作品です。
・読み始めたら圧倒的に引き込まれた。
・凄惨極まる光景がまるでそこに立っているがごとく臨場感たっぷりに迫ってくる。
・総評、面白いと思いますが、向かない人も一定数いそうなのでオススメできるかは人によります。
・登場人物の感情表現がちょっとラノベっぽいところもありますが、トータルで充分に面白いと思える作品でした。
「同志少女よ、敵を撃て」の書評は、賛否わかれるようです。
面白いという意見と、面白くないという意見があるので、気になる方は実際に読んで確認してみましょう。
ネタバレを見てから本を読むのもいいかもしれません。
「同志少女よ、敵を撃て」あらすじ
「同志少女よ、敵を撃て」のあらすじネタバレをご紹介します。
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?
引用:アマゾン
「同志少女よ、敵を撃て」は、第2次世界大戦中の旧ソビエトとドイツによる「独ソ戦」が舞台のお話です。
500ページ近いページ数があるにもかかわらず、累計発行部数は紙版で46万部(25刷)。
電子書籍を含めると、累計部数は47万部に達するほど売れています。
書店によっては、在庫切れとなっている店舗もあるようです。
内容が「戦争モノ」ということもあり、血・暴力などのグロ要素があるため、苦手な方注意が必要です。
苦手という方は、ネタバレをみて内容を把握するのもいいかもしれないですね。
まとめ
今回は「同志少女よ、敵を撃てネタバレありの書評・感想・あらすじまとめ」と題してまとめました。
「同志少女よ、敵を撃て」のネタバレあらすじは、第2次世界大戦中の旧ソビエトとドイツによる「独ソ戦」が舞台のお話です。
グロ要素もあるとのネタバレがあるので、苦手な方は注意しましょう。
また書評・感想は、人によってそれぞれ意見が異なるようです。
面白いという意見も、面白くないという意見もあるため、気になる方は実際に読んで確認しましょう。
今後もさらに人気が出るであろう「同志少女よ、敵を撃て」ですが、どこまで発行部数が伸びるのかも注目です。